2011年05月21日

モヤモヤ・・・

旦那さんの実家で同居って言うのは、嫁さんにとってとても微妙な心境になるものなんだなぁって思い始めた。

私の母は結婚したその日から父と二人暮らしだったらしいからこういう経験はないと、最近は祖母に会うとちょくちょく相談(というか私に探りを入れて)してくれている。

「家に二人も主婦はいらないの。最初は沢庵切ることくらいしかさせてもらえなかったわ」

と祖母は言う。

うむ。確かに。ホントに家事手伝いみたいなもんだし、義母の家事の容量もまだわからなくてその手伝いもままならなかったり、仕事始めたらそれこそ買い物だとか夕飯作りの手伝いもできなかったりして、ただの居候みたいな感じが強くなってる・・・気がする。

自営業の家で、私が外に働きに出ると、ホントに生活リズムがずれてて、私が家のことやる時間なんてない。
最近なんて夕飯の後の食器片付けくらい。
まだまだ、この家の生活リズムと家族の基準がわからない。(けっこう自由?なのか・・・)

母は、「お義母さんが元気なうちは、お義母さんに任せたらいいのよ。出しゃばらなくていいのよ。少しずつおぼえたらいいわ~」

って言うんだけど、確かにそれも一理あるけど、このモヤモヤは解決されない。

「昔は住み込みの職人いたから、一人増えるのなんてたいしたことじゃない。気にすることないは~」
って旦那さんも言うけど、そこなんだよ。

「私って何なん?」ってなるじゃん。

結婚したけど、「一人増えただけ」って感じなん?

私は母をずっと見て育ったから、「奥さん」なのに家事ができなかったり、今みたいな状況にけっこう虚無感を感じてるんだよ。

仕事だって、できれば外には出たくないよ。仕事行ったって、帰って来たら夕飯作ってあげたいし、洗濯物だって洗って干して、家だって掃除したい。

正直言って、私が想像していた「奥さん」仕事って今、私、何もできてないんだよ。


楽っていったら、世の奥様方からしたら楽な状況だけどね。

ただ、毎月生活費を義母らに渡して、このモヤっとした生活送るのって体力削られるよりも何だかツライ気がするんだ。

で、その生活費のために仕事行ってさ、ただでさえ手伝うことがなかった状況からさらにやることなくなって、居候感だけ高まって、「あぁ、義母や義父ら、『甘ったれて~。もっと手伝うことないんだかず』とか思ってるんじゃないかな」とか何だか心配したりさ。

ううぅ~・・・って悩んで、ふとしたときに「そんな気にしなくていいんだ」って思うようなことがあったりしたり。

大混乱だよ。

結局いつもの私のマイナス思考か、悩みすぎか、って。

でもいつまでたっても私の不甲斐無さに悩む気持ちは消えないんだ。

一人暮らしの時は今日は彼が夕飯食べに来るから、あれ作ろう、これ作ろう。買い物行こう。って、何だか胸躍ってたけど、それもないものなぁ。
私、いわゆる「ザ・奥さん」に憧れてたんだなぁ。

「作りたいときは作っていいんだからなぁ」って義母は言ってくれたけど、買い物は義母が仕事行ってる間に行っちゃうし、それで夕飯のメニュー決まってるし。
ぶっちゃけそれで一回夕飯のメニューがおかしいことになって失敗したもんね。私が作りたいもの1品とかって難しいんだな。

やっぱり「主婦は二人もいらない」ってわけ。


覚悟していた「奥さんの苦労」がない。仕事がない。

いる意味あるか?って。

結婚したからいられるけど、それだけだよね。

私何もできてない。

何もわからない。私のしらない4人の生活に、私入れない。ただの同居人。





って、まだ2ヶ月だものね。まだまだだよね。これからだよね。
きっと少しずつなんだよね。

って思うしか気持ちは救われないけど、反面、このまま時が過ぎていくような気もする。

麻痺するのかなぁ。不甲斐無さとか、結婚した女のプライドとか消えてくかな。

これが私の身分だって慣れてくかな。

drecom_ko_hi_noki at 07:31│Comments(0)TrackBack(0)

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
最新コメント